光晦日誌

日々の思索の記録。別名独り言。現在地も目的地も、わからずただ、書く。

2023/03/27(月) 再会と困惑

2023/03/27(月)

同窓会に行った。

中学、高校の同窓会だ。

2年前に行われた成人式の後の会には行けなかったので、4年ぶりに会う人が多かった。

 

会費が大学生にしては、まあまあ高かったのと、普段会う人があまり行かないと聞いていたので、行くかどうか迷ったが、結果的に行ってよかったと思えた。

 

就職する人、新しく大学に入りなおす人、留学に行く人、いろんな人がいて、それでいて、やっぱり中高6年間を一緒に過ごした人たちの作る空間は居心地が妙に良かった。

ああいうのを非日常というのかもしれない。

朝までカラオケで飲んだからか、余韻が次の日も消えなかった。

写真を共有して、インスタグラムに投稿して、とイベントに区切りをつける作業がなぜかかったるかった。

お酒が体に残ってるのはもちろんあるのだろうけど、それでもなんでこんなに気分が落ち込んでいるのかわからなかった。

 

正直に言えば、同窓会でなにか運命的な出会いがないかと期待していたのは否定できない。

実際にはそんなことはなかったけれど、別にそこに落胆したわけじゃなくて。

多分、そんなことに悩まず気楽に過ごしていたあのころを思い出してしまって、その懐かしさと、もう戻れないという現実に当てられたんじゃないかな。

 

そんな自分に気付いたことを、大人になったというのかとふと思った。

孤独と、未来への不安と、周りとの比較に押しつぶされそうな日々。

そんな22歳の桜の季節が過ぎていく。